日進精機は1957年に精密プレス金型メーカーとして東京大田区で創業しました。従来の手加工による金型製作を機械加工に変える新しい製作技術を開拓し、超硬合金を世に先駆けて金型材として利用しました。当初は、モータコア等の金型を手掛けていましたが、その後、モーターケースの絞り加工に注目し、鉄、ステンレス、アルミ、銅などさまざまな素材での深絞り加工技術を追及してきました。高度な絞りは数値化できない暗黙知の部分が多いのですが、累計7,000型を超える製作実績に基づくノウハウと技術の蓄積が、最新のシミュレーション・ソフトをも凌ぐ当社の強みの源泉になっています。