産学連携の取り組みで開発しました交通量調査システムです。システムは、交通量調査業務の実施要領に準じて、通過した車両を大型・小型の車種ごとに、±5%の精度で計数できるため、交通量調査の実務に適用可能です。また、本システムは、最先端な深層学習技術を使用しているため、夜間でも高精度に車両を認識できるのも特長であり、昼夜24時間の調査業務に対応可能です。本システムは令和3年度の道路交通センサスから、実際の交通量調査で使用されています。本システムで使用した技術は、日本道路会議優秀賞と土木学会の土木情報学論文賞を受賞しました。さらに、現在は歩行者交通量調査が可能なシステムも開発しています。