伏び位置探査装置「ヘカテ」は自走式カメラ車と連結して、伏び内を移動した軌跡をトレースし、伏びの埋設位置を推定します。土砂などで閉塞して不明だった片側管口の位置を推定することや、開削補修に必要な掘削位置推定を実現します。
測定の原理としては、
位置計測は各速度センサーとケーブル巻き取り量、
深度計測は気圧差を用いて計測しています。

本装置の活用範囲
1.　管内途中の閉塞位置を特定できます。
2.　探査結果から、不明片側管口の位置を推定することができます。
3.　排水管など、一般的な管路の経路推定にもご活用いただけます。
4.　カメラ映像や写真と本装置での探査結果を組合わせることで、新たな変状管理を実現できます。

探査結果は管口の出発点を基準点として、Ｘ－Ｙ平面座標または、Ｘ－Ｚ断面座標で経路が表示されます。
不明片側管口を推定するための機能などのシミュレーション機能も搭載されております。