「薄くて、しなやかなフィルム状の力覚センサ」は、圧力（垂直応力あるいは接触応力）や、ずり力（せん断応力）を検知する薄型センサシート（厚さ150ミクロン以下）として、従来型のセンサに比べて、①低応力下での安定測定、②製造バラツキ抑制、③高集積化、を実現する薄型フィルム基材上に電極と感受層を形成するフレキシブルセンサである。
「動作を可視化する圧力センサ」は、人の日常生活における複雑な動作において、動作の安全性確保や、作業の効率化、疲労軽減などの観点から、筋活動の常時計測手段として、従来の筋電位計測に対して、筋のかたさ計測を利用して、使用できる環境の制限（屋外環境や汗をかく長時間作業の計測など）を緩和できる手軽な筋活動による動作モニタリングを提案する。