出展者紹介
東京工科大学 応用生物学部 エピジェネティック工学研究室

医療・ヘルスケア

74東京工科大学 応用生物学部 エピジェネティック工学研究室

がんやアルツハイマー病などのバイオマーカーとなるメチル化DNAを簡便に測定する方法を開発しました。

DNAのメチル化とは主にシトシンとグアニンの連続配列(CpG)中のシトシンの5位がメチル化され反応であり、プロモーター中のCpGがメチル化されるとその遺伝子の発現が抑制されます。ヒトゲノムDNAには約2800万箇所のメチル化部位が存在し、正常な組織では組織特異的なメチル化パターンが形成されております。一方、がん細胞なのどの異常な細胞では、疾病特異的な異常なメチル化パターンが形成されております。つまり、この異常なメチル化DNAは種々の疾病のバイオマーカーとして利用できます。一般的に利用されているメチル化DNA検出法では、ゲノムDNAを化学処理する必要があり、検出までに数時間を要します。そこで、本研究ではメチル化DNA結合タンパク質融合発光タンパク質や蛍光タンパク質を開発し、これらを用いた簡易メチル化DNA検出法を開発しました。本発表ではこれら新規メチル化DNA検出法について紹介します。

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