出展者紹介
東京大学 レアアース泥開発推進コンソーシアム

海洋・航空宇宙

78東京大学 レアアース泥開発推進コンソーシアム

南鳥島周辺の海底の超高濃度レアアース泥を日本の固有資源として開発し、日本の産業を活性化する活動を紹介

南鳥島海域におけるピストンコア採取の様子

南鳥島海域におけるピストンコア採取の様子

南鳥島レアアース泥から作製した白色LED

南鳥島レアアース泥から作製した白色LED

東京大学の研究グループは、これまで誰も注目していなかった深海の「泥」が新たなレアアース資源となりうることを2011年に発表した。 更にレアアース泥が我が国の排他的経済水域である南鳥島周辺の海底に分布していることも突き止めた。
レアアース泥は、資源として有利な特長をいくつも有している。1.特に産業的に重要で希少性の高い重レアアースを多く含有、2.資源量が膨大で、かつ比較的簡単に探査できる、3.薄い酸につけるだけで簡単にレアアースを抽出できる、4.トリウム、ウランなどの放射性元素をほとんど含まない環境に優しいクリーンな資源である。
東京大学では産官学のメンバーが連携して南鳥島レアアース泥の開発技術を確立することで、安定供給に貢献するとともに新たな需要開拓を通じて日本の産業を活性化することを目指し、2014年11月に「レアアース泥開発推進コンソーシアム」を設立した。コンソーシアムが掲げてきた成果は国からも高く評価されており、「海洋基本計画」や「日本再興戦略」など国の主要政策にはレアアース泥の調査・開発技術の推進が明記された。海外の供給不安リスクに左右されない国産資源の開発の実現を目指す。

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担当者
大学院工学系研究科 社会連携・産学協創推進室 URA
岡本 明彦
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