ロポットはこれまで産業用ロポットを中心に発展してきましたが、これからはサービス分野での伸びが期待され、なかでも人々の日常生活の質の向上や支援を目的とするロポットは「パートナーロボット」と呼ばれ関心を集めています。
本学創造技術コースの内山PBLでは、2016年より「人との共生を目指すパートナーロボットのデザイン」を仮説提案し、継続して取り組んでいます。異分野横断型学生と教員が共創し、「未来の豊かな慕らし」の実現を目指し、多様な「パートナーロボット」を提案し、学会や本学紀要、AIIT PBLプロジェクト成果発表会で成果を報告してきました。
本研究の一例を紹介しますと、ロポット自体は身体的な特徴は有せず、抽象化した構成での動作バリエーションでも、ロポットが共感感情や愛情等の豊かな感情表現を実現し、精神的に人に寄り添うパートナーロボットの開発を試みています。
内山PBLおよびその修了生コミュニティでは、 日々の生活の中に小さな幸せと潤いを与え、心温まる人との共生を目指すパートナーロボットの開発研究を行っています。
人とロボットが共に在り、共生し、より豊かな社会へ発展すること願っています。