群馬大学から2つの研究シーズを紹介します.
①群馬大学大学院鈴木良祐研究室: 硬さを調べたいサンプル上で振子を揺動させることでサンプルの硬さを調べるIoT 対応非破壊振子式硬さ試験機を開発しています.試験面が平滑ではない特殊形状サンプルの硬さ試験も,試験片の切り出しなしに行うことが可能です.高温サンプルの硬さ試験も比較的容易に行うことが可能です.液体の粘度測定,硬質皮膜の厚さ測定および表面粗さ測定に応用できないか検討中です.
②群馬大学大学院田中有弥研究室: 有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子をはじめとする有機半導体デバイス(OSDs)には様々な極性有機分子が使用されています.非常に興味深いことに,これらの分子は自発的に配向し,薄膜表面には分極電荷が発現します.この現象は自発的配向分極(SOP)と呼ばれており,その電位は100 nmで数ボルトにも達します.本発表ではOSD中でのSOPの役割を,変位電流評価法という手法を用いて評価・解析した結果を示すとともに,SOP薄膜をエレクトレットとして使用した荷電処理を必要としない振動発電素子について紹介します.
①群馬大学大学院鈴木良祐研究室: 硬さを調べたいサンプル上で振子を揺動させることでサンプルの硬さを調べるIoT 対応非破壊振子式硬さ試験機を開発しています.試験面が平滑ではない特殊形状サンプルの硬さ試験も,試験片の切り出しなしに行うことが可能です.高温サンプルの硬さ試験も比較的容易に行うことが可能です.液体の粘度測定,硬質皮膜の厚さ測定および表面粗さ測定に応用できないか検討中です.
②群馬大学大学院田中有弥研究室: 有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子をはじめとする有機半導体デバイス(OSDs)には様々な極性有機分子が使用されています.非常に興味深いことに,これらの分子は自発的に配向し,薄膜表面には分極電荷が発現します.この現象は自発的配向分極(SOP)と呼ばれており,その電位は100 nmで数ボルトにも達します.本発表ではOSD中でのSOPの役割を,変位電流評価法という手法を用いて評価・解析した結果を示すとともに,SOP薄膜をエレクトレットとして使用した荷電処理を必要としない振動発電素子について紹介します.