流体機械の代表ともいえるターボ機械は、先端材料の利用、コンピュータによる解析技術の進歩、流れの可視化技術などにより小型化、高性能化が図られています。流体機械研究室ではとくにターボ機械の流れと性能に主眼をおいて、基礎から応用にいたる研究を行っています。
主な研究テーマとして、遠心圧縮機の性能に関する研究とマイクロファンの性能に関する研究があります。前者は、排出ガス規制の強化によるEGR導入や、世界的なディーゼルエンジン需要の増加などにより、低速で高圧力比が得られるターボチャージャの需要が急増しています。この研究では、旋回失速やサージングといった不安定現象を改善し、性能向上を目指していきます。後者は、パソコンなどのIT機器の冷却に使用されているマイクロファンの設置スペースには制約があり、このような狭小な場所に設置するファンは小型でかつ高い冷却性能を有することが求められています。そこでマイクロファンの設計指針を確立することを目指し、マイクロファンを設計、製作し、性能試験を行っています。
主な研究テーマとして、遠心圧縮機の性能に関する研究とマイクロファンの性能に関する研究があります。前者は、排出ガス規制の強化によるEGR導入や、世界的なディーゼルエンジン需要の増加などにより、低速で高圧力比が得られるターボチャージャの需要が急増しています。この研究では、旋回失速やサージングといった不安定現象を改善し、性能向上を目指していきます。後者は、パソコンなどのIT機器の冷却に使用されているマイクロファンの設置スペースには制約があり、このような狭小な場所に設置するファンは小型でかつ高い冷却性能を有することが求められています。そこでマイクロファンの設計指針を確立することを目指し、マイクロファンを設計、製作し、性能試験を行っています。